Gugen2014 > 2014 応募作品一覧 > エントリーNo. 0101
作品概要
Integlassは、電子レシピの情報を元に、量るべき量を可視化してくれる計量カップです。
パソコンやスマートフォンが普及して、地図、画像、レシピ...検索すれば目的の情報はすぐに獲得できるようになってきました。一方で、確かに検索は便利なのですが、得られた情報を行動に落とし込むのはユーザ自身であることがしばしばあります。例えばインターネットは、Web上のレシピから水100mLという情報を提供してくれますが、実際に計量カップを使って水100mLを量ることはユーザ自身がやらなければなりません。
私たちは以上のことを背景に、Integlassを開発しました。Integlassを利用すれば検索したレシピをより簡単に計量という行動に落とし込むことができます。
まずスマートフォンに表示された電子レシピの液体の量をタッチすると、画面に量るべき量を示したグラフィックが表示されます。そしてスマートフォンを専用の容器に装着し、あとはスマートフォンのグラフィックに合わせて液体を注ぐことで、目的の量を量りとることができます。スマートフォンの加速度センサを利用してカップの傾きを把握しているので、通常の計量カップのように水平を維持しなくても傾きに合った水面の高さが可視化されます。
量りとったものを注ぎだすときも、そのときの傾きから容器内の残量を計算することができるため、注ぎだしているときには警告音がなり、内容を出し切ると終了音がなります。動作が終了するとスマートフォンの画面は再びレシピに戻り、ユーザはスムーズに次の動作に移ることができます。
この作品のターゲットユーザーは誰ですか?
電子レシピを利用して料理をする人
ターゲットユーザーにどんな価値を提供するものでしょうか?
検索して得た情報を行動に落とし込むことを容易にします。
計量の煩わしさを軽減します。
この作品のバリュープロポジションは何でしょうか?
広く普及しているスマートフォンを利用することができるので、ユーザの調達コストが低いこと
- Ver.1
- Ver.2
- Ver.3
Integlass(Arctanbler)
ジャンル 生活・からだ
by 明治大学 渡邊研究室
明治大学総合数理学部先端メディアサイエンス学科でインタラクションデザインやユーザインターフェース、プロダクトデザインなどを日夜研究しています。
メンバー構成ソフトウェアエンジニア ( 学生1人 ) 、 その他 ( 社会人1人 ) このチームへコンタクト