Gugen2014 > 2014 応募作品一覧 > エントリーNo. 0118
作品概要
ki-bo-doでは、ネット上でのコミュニケーションが主要となった近代の世界で排除されてきた要素を敢えて取り扱った新しいコミュニケーションツールである。
ki-bo-doは小さな板状の形状をしており、パソコンのキーボードの下に敷いて使用する。ki-bo-doに内蔵された圧力センサが、指のキーボードを叩く強さを感知、その強さがパソコン画面上の文字の大きさへと変換される。さらにki-bo-doではenterキーを押すまでの、文字を打った軌跡も表示される。
ki-bo-doを利用することで、従来のSNSやtwitter,メールでは表現することができなかった、相手のためらい、あせりといった時間に伴う情報や、怒りや、驚き、喜びといった感情の起伏を率直に相手に伝えることができるようになるのである。
我々は手紙やメール、電話とも異なったki-bo-doの利用を通して、現在のコミュニケーションにかけているもの、未来のコミュニケーションツールにあるべきものの姿を考える機会を提供したい。
この作品のターゲットユーザーは誰ですか?
現代人すべて
ターゲットユーザーにどんな価値を提供するものでしょうか?
上記同述
この作品のバリュープロポジションは何でしょうか?
従来のコミュニケーションツールよりも、相手と対面で話しているような感覚を共有することができる点。
作品概要
キーボードはタイプライターの誕生から約300年間,ほとんど形を変えること無く文字情報のみの入力装置であった。
そして現在普及しているスマートフォンなどのコミュニケーションデバイスもこのキーボードの延長である。
ここでも基本的に文字情報だけのコミュニケーションであり、アナログな人間らしさというものは失われていた。
この"ki-bo-do"は文字情報に加えてタイピング時のキーボードを打つ強さを感圧センサーで読み取り、文字の大きさとして反映させるデバイスである。
驚きや喜びといった感情が文字の大小によって豊かに表現され、キーボードを用いたコミュニケーションを拡張することができる。
また、この"ki-bo-do"はPCやキーボードに限らず、スマートフォンやタブレットでも同じように使用することができる。
ハードウェアの汎用性としては、タブレットと併用して使うことで筆圧や打感が取れるようになったり、"デバイスを押す強さ"という今までに無かった体験をユーザーに提供することができると考えられる。
筑波大学工学システム学類
河原圭佑 , 黒澤茅広
University of Tsukuba
College of Engineering Systems
Kawahara Keisuke (@ktansai)
Kurosawa Chihiro
この作品のターゲットユーザーは誰ですか?
デジタルコミュニケーションをする全ての人
ターゲットユーザーにどんな価値を提供するものでしょうか?
味気のない既存のデジタルコミュニケーションにアナログな人間らしさ提供する。
この作品のバリュープロポジションは何でしょうか?
より豊かな表現を実現できる点。
- Ver.1
- Ver.2
- Ver.3
ki-bo-do
ジャンル コミュニケーション・繋がり